ペットは子供の心の支えとなり成長を促す

英リヴァプール大学の研究チームの研究報告(伴侶動物と子どもや青年の発達:エビデンスに基づく報告)によると、子どもはペットを飼うことで情緒的に安定し、知的能力や社会的スキルを向上させることができる可能性があると発表しました。

子供はペットの飼い主になることで自尊心を持ちペットが心の支えとなり孤独感を減らし怒りや悲しみの感情を和らげます。また、ペットとの絆が他者を思いやる気持ちにつながり良好な人間関係を築くことができるようになります。

本研究のプロジェクトリーダーであるリヴァプール大学のカッリ・ウェストガース博士によると、「ペットと共に成長した人は、誰もが本能的にペットとの交わりに価値を感じています。子どもや若者の成長への良い影響を調べる科学的証拠には見込みがありそうです。将来的に、ペットがどうやって子どもに情緒的、教育的、そして社会的な成長をもたらすのか理解できるようになるでしょう」と発言しています。

(出所)Companion Animals and Child/Adolescent Development: A Systematic Review of the Evidence

子供とペットの関係

アイペット損害保険株式会社のペットと子供に関する調査では、小学校を卒業するまでにペットを過ごすことは子供にどのような影響があるのか、調べています。

子供にとってペットの存在

子供にペットの存在について質問したところ、「友達」(48.6%)、「兄弟・姉妹」(41.4%)という結果でした。

子供にとってペットは家族や友達といった身近な存在であることが分かります。

ペットが子供に与える影響

ペットが子供にどのような影響を与えたか質問したところ、「思いやりの心を持つようになった」(51.3%)、「動物が好きになった」(43.6%)「命の大切さを理解できるようになった」(43.5%)という回答がありました。

かわいいペットと一緒に過ごすことで、動物が好きになるだけでなく、思いやりの心が育っていることが分かります。ペットのお世話を通じて学ぶことが多いようです。

子供とペットのお世話

次に、お子さんがどのようなお世話をしていたか質問しました。「遊び相手となる」(68.9%)、「ごはんをあげる」(66.6%)、「散歩に行く」(56.9%)という回答がありました。

ご飯をあげたり、散歩に行くことでペットにとっても子供が身近な存在であると認識し懐くことで仲の良い遊び相手となっていったのだろうと思います。

ペットとの別れ

ペットの別れを経験した人に今後ペットを迎え入れたいと思いますかと質問したところ、「既に迎え入れている」(43.2%)、「迎え入れたいが、現在迎え入れていない」(35.8%)とあり、8割程度の人がまたペットを飼いたいと思っているようです。

さらに、「既に迎え入れている」という方を対象に、ペットを迎え入れた理由をお聞きしました。

「動物が好きだから」(21.4%)、「ペットがいるのが当たり前だから」(20.4%)ということから、子供の頃に動物を飼っているとかわいいペットは家族にとって大切な存在でありいて当たり前と考えているようです。

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