動物との触れ合いが心を癒す

アニマルセラピーとは動物を使ったセラピー手法のことであり、動物と触れ合わせることでその人に内在するストレスを軽減させたり、あるいは当人に自信を持たせたりといったことを通じて精神的な健康を回復させることができると考えられています。

動物がもたらす効果

動物がもたらす効果は、生理的効果、心理的効果、社会的効果があると言われています。

生理的効果

血圧を下げる効果があると言われています。心臓病の危険があると診断された人における調査で、動物を飼っていた人の血圧は飼っていない人と比べて2%低く、コレステロール値も低いことが分かりました。散歩に行く、エサを買いに行く、など、行動する機会が多くなり運動量が増えるのが理由だと考えられます。

心理的効果

不安を減らして気力を高めることがわかるそうです。ドイツのオルブリック氏が、37か所の老人ホームで100人の入居者にセキセイインコを飼ってもらい、6週間後に飼っていない対象群と比較をする調査を行いました。結果、飼っていたグループは、飼っていないグループよりも、周りとのコミュニケーションが質・量ともに良好になり、孤独や退屈が減り、喜びが増え、ライフスタイルも変化して自身の病気を考え過ぎなくなったことなどがわかりました。

社会的な効果

動物が潤滑油となって、人とのつながりが広がるという報告も多くあるそうです。日本動物病院福祉協会が1705人に行ったアンケートで、犬と散歩をしていて話しかけられたことがある人が88%、動物を連れていることで友人や知人の輪が広がったという人が68%と高い数字を示しています。

(出所)ロート製薬 太陽笑顔fufufu 動物が医療で活躍!?健康を助けるアニマルセラピーとは

 

高齢者とペットとのとの関係意識調査

ユニ・チャーム株式会社は、高齢化の進行に伴う「外出不安」や「認知機能の低下」といった社会問題の改善につながるきっかけを探る為、「尿もれ不安をかかえる高齢者とペット(犬)」に関する意識調査を実施しました。

あなたは1週間に何回程度外出しますか

⇒ペット(犬)飼育者は外出頻度が週3回以上79%と高く、非飼育者に比べ12%高い。

 

 

ペットと暮らすことで、家族やそれ以外の人と会話の頻度が増えましたか

非飼育者は、ペット(犬)と暮らすことを想定して回答。(増えると思いますか?)

⇒ペット(犬)飼育者の92%が、家族やそれ以外の人と会話が増えると回答。

非飼育者に比べ48%高い。

 

 

ペットと暮らすことで、対人関係が増え社交的になりましたか

非飼育者は、ペット(犬)と暮らすことを想定して回答。(なると思いますか?)

⇒ペット(犬)飼育者の78%が、対人関係が増え社交的になったと回答。

非飼育者に比べ51%高い。

 

 

あなたは今の生活に潤いや安らぎを感じますか

非飼育者は、ペット(犬)と暮らすことを想定して回答。(感じると思いますか?)

⇒ペット(犬)飼育者の72%が、生活に潤いや安らぎを感じていると回答。

非飼育者に比べ21%高い。

 

 

ペットと暮らすことで、健康になりましたか

非飼育者は、ペット(犬)と暮らすことを想定して回答。(なると思いますか)

⇒ペット(犬)飼育者の79%が、ペット(犬)と暮らすことで健康になると回答。

非飼育者に比べ39%高い。

 

 

ペットを世話することは、老化予防や認知機能の低下抑制に効果があったと感じましたか

非飼育者は、ペット(犬)の世話をすることを想定して回答。(あると感じますか?)

⇒ペット(犬)飼育者の90%が、老化予防や認知機能の低下抑制に効果があると回答。

非飼育者に比べ46%高い。

 

 

認知機能の低下の抑制には、何が効果的だったと思いますか

⇒ペット(犬)飼育者は、認知機能低下抑制に「外出・運動」86%「会話」69%「ペット(犬)とのふれあい」36%が効果的と回答。非飼育者と比べ、「外出・運動」45%「会話」34%「ペット(犬)とのふれあい」34%高い。非飼育者は、ペット(犬)の世話をすることを想定して回答。

 

(出所)ユニチャーム 「尿もれ不安をかかえる高齢者とペット」に関する意識調査

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