ハムスターの生活


ハムスターを飼う前に、生き物としての「ハムスター」の生態を知っておくことは重要です。野生のハムスターは地中に巣を作り夜行性の動物です。また、群れで行動するのではなく単独で暮らすことが多いです。この性質はペットのハムスターも持っています。

夜行性

ハムスターは夜行性で夕方から夜にかけて活動する動物です。昼間は巣で休んでいます。

臆病な性格

ハムスターは肉食動物から狙われる動物です。そのためいつも周りを警戒し襲われそうになったらすぐに逃げられるようにしています。

地下に巣を作る

ハムスターは地下にトンネルを掘り巣を作ります。

狭い所に入りたがる

地下のトンネルで過ごすことが多いため、狭く暗い場所を好みます。

餌を貯める

冬が厳しい地帯に住むハムスターは餌をいつでも見つけることができないので、餌を溜め込む習性があります。

縄張り

ハムスターは縄張りを主張するためにものに臭腺をこすりつけてにおいを付けます。

 

ハムスターの仲間

代表的なハムスターを紹介します。ゴールデンハムスターとロボロフスキーハムスターでは体の大きさが3倍くらい違います。もちろん種類によって特徴もかなり異なるので家に迎える前にチェックしておきたいです。

名前 特徴 画像
ゴールデンハムスター 大型(130g〜210g)のハムスターです。メスの方がオスより大きい傾向にあります。
ジャンガリアンハムスター 最も良く見かけるハムスターです。人に慣れやすい個体が多いです。
キャンベルハムスター ジャンガリアンハムスターと似ていますが、キャンベルの方が丸っこい顔つきをしています。
ロボロフスキーハムスター 一番小さく(15g〜30g)素早い種類です。人に慣れにくい種類ですので、触れ合うというよりもかわいい様子を眺める方が向いています。
チャイニーズハムスター 他のハムスターと違いスリムな体型をしています。シッポが長めでオスの睾丸が目立っています。

購入するハムスターの種類を決める

 

ハムスターの食事

ハムスターは雑食性で様々なものを食べますが、まんべんなく栄養が取れるペレットを主食として与えましょう。

ペットショップには沢山の種類のペレットが置いてあり、どれを購入すべきか迷うことがあると思います。そんな時は店員さんに相談して決めましょう。

また、主食の他に副食として野菜や果物、動物性タンパク質を少量与えます。野菜は小松菜やキャベツ、果物はリンゴやバナナ、動物性タンパク質は煮干しやチーズなどがあります。

食事の管理

一日に与える食事量は体重の約10%と言われています。

ハムスターは夜行性なので夕方から夜にかけて一日一度与えましょう。副食やおやつは少量与えても良いです。おやつを与えすぎるとペレットを食べなくなったり、太ったりするのであげ過ぎに注意しましょう。
ペレットを食べてもらう方法
ハムスターに合うペレットの選び方

与えても良い食べ物

ハムスターに与えて良い食べ物を紹介します。あくまでも副食ですので、与え過ぎは注意が必要です。

種類 食べ物
野菜 小松菜、チンゲンサイ、キャベツ、カブの葉、大根の葉、にんじん、サイマイモ、かぼちゃ
果物 リンゴ、みかん、バナナ
動物性タンパク質 煮干し、チーズ、ミルワーム、ドックフード

 

与えてはいけない食べ物

次の食べ物はハムスターの健康を害する可能性があるので、ちょっとでも気になったら確認してください。

種類 食べ物
中毒を起こす可能性がある ジャガイモの芽、ネギ類、チョコレート、バラ科の種(リンゴ、サクランボ、もも、アンズ、びわ)、生の大豆、カビが生えたピーナッツの殻、アク抜きが必要な食べ物
健康に悪影響を及ぼすもの 加工食品・飲み物、傷んだもの、牛乳
与え方に注意が必要なもの 水分の多い野菜・果物、熱すぎるもの、冷たすぎるもの、同じ種類の野菜・果物を与え続ける

ハムスターの寿命

ハムスターの寿命は2年〜3年です。

2年目になると、食事の量が少なくなったり、関節が曲がりにくく歩き方が不自然になるなどの老化現象が顕著になります。1年目と比べると回し車を使わなくなったり、食事の量が減っているなどの変化があります。

また、身体が小さいので病気の進行も早く気がついた時には手遅れとなることも多いです。悪性腫瘍が発生して体の複数箇所で大きくなるということも珍しくありません。

ハムスターの発情・繁殖

ハムスターの繁殖力は強く、成熟が早く一度に多くの赤ちゃんを産みます。種類によって差はありますが、生まれて2ヶ月から4ヶ月で大人になります。妊娠期間も20日前後で6匹前後の赤ちゃんを産みます。

メスが発情すると生殖器から分泌液が出て腰を上から押した時にお尻を上げる姿勢をします。その時にオスをメスのケージに入れると交尾をします。交尾後もオスをそのままにしておくとケンカをすることが多いので注意が必要です。

妊娠中のメスは巣作りを熱心にするので、巣作りの材料を補充しておきましょう。出産後はむやみに赤ちゃんを見たり騒いだりすると、ストレスになるので注意が必要です。

子供は生後2週間で目が見えるようになり3週間あたりから離乳を始め自ら餌をしっかり食べるようになります。生後すぐに兄弟を引き離さないことも大切ですが、仲が良いからといって大きくなっても一緒にしておかないことも大切です。

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